今日やること、3ステップ
日本飲食団体連合会も「端末の即時停止・未入金額の集計・代替決済の早急な導入」を呼びかけています。上から順に進めてください。
全東信の決済端末を止める
破産手続の開始後も一部端末は稼働していますが、その決済分があなたの口座に入る保証はありません。カード決済は代替手段へ切り替え、全東信の端末は使用を停止します。
未入金額を集計し、証跡を残す
7月以降の売上のうち、いくらが未入金かを日別に集計します。売上票・端末の取引明細・入金明細を保存。破産債権の届出や、後述の資金繰り相談・税務処理で必要になります。
代替のカード決済を、今すぐ申し込む
夏の繁忙期を前に、現金だけの営業は機会損失に直結します。乗り換えは審査と端末発送で通常2週間から1か月。スマホのタッチ決済なら最短で当日から穴を塞げます(詳細は03)。
未入金の売上は、戻ってくるのか
結論から言うと、7月5日以前の決済分は「破産債権」になります。破産管財人は「約束していた期限に弁済することはできない」と説明しており、戻るとしても配当は少額・長期化するのが一般的です。「近く全額が入金される」前提で資金繰りを組むのは危険です。
7月6日の破産手続開始後に端末が稼働して発生した決済分は、カード会社から加盟店へ直接支払う方向で管財人が各カード会社と協議中です(2026年7月20日時点で確定していません)。続報が入り次第、このページに追記します。
※ 負債総額は報道により約1,151億円から約1,259億円と基準時点で幅があります。未入金は全国約2万店・総額約53億円と報じられています(数値は今後更新される可能性があります)。
カード決済を、最速で再開する
空白期間をゼロに近づけるコツは二段構え。まずスマホのタッチ決済で当日つなぎ、並行して本命の端末型を申し込む。主要サービスの最短導入と入金サイクルは次のとおりです。
| サービス | 最短で使えるまで | 入金サイクル | 被害店向け対応 |
|---|---|---|---|
| Square | スマホのタッチ決済は申込〜最短当日 | 対象銀行は翌営業日/即時入金オプション | — |
| STORES 決済 | 最短4営業日 | 手動で最短1〜2営業日 | 専用窓口・端末無償など(期間限定) |
| USEN PAY | スピード審査で最短3日 | 翌日入金サービスあり | 24時間の緊急窓口 |
| 楽天ペイ | 審査+発送で最短3日〜 | 楽天銀行なら翌日自動 | — |
今日中に1件でもカードを通せる状態にするのが最優先です。スマホ即日系で応急処置をし、並行して本命を申し込むのが最短復旧の型です。
未入金でも、打てる手はある
ファクタリングは売掛債権の買取です。すでに倒産した全東信への未収金は買い取れません。使えるのは、あなたが別に持っている生きている法人向けの売掛債権(企業への請求書など)です。ここを取り違えると、貴重な時間を失います。
選択肢A:別の売掛のファクタリング(スピード重視)
法人向けの売掛があれば、即日系のファクタリングで最短当日の現金化も可能です。手数料は数%からで、急ぐほど割高になりやすい点は理解したうえで使います。
選択肢B:公的な融資・保証(コスト重視)
2026年7月10日に要件が緩和されました。セーフティネット貸付(日本政策金融公庫)やセーフティネット保証(信用保証協会の別枠)が使える見込みです。まずは特別相談窓口へ。
本ページは融資のあっせん・勧誘を行いません。制度の入口をお示しするのみで、申込・審査は公的窓口や各金融機関で行ってください。
使える相談窓口・制度
- 特別相談窓口:全国の商工会議所・政府系金融機関などに設置。まずここへ(設置は2026年7月10日の政府対応による)。
- セーフティネット貸付(要件緩和済み):経営環境の変化に対応する運転資金の公的融資。
- セーフティネット保証:信用保証協会の別枠保証(2026年7月20日時点で正式適用の手続き中。最新の適用可否は窓口で確認を)。
- 既往債務の返済条件の緩和:政府が金融機関へ要請済み。既存の借入の見直しも相談できます。
よくある質問
私の店の1日分の売上は、まるまるパーになりますか
お客様側(カード利用者)に影響はありますか
全東信の端末は、まだ使えるなら使ってよいですか
乗り換えたいが、審査や端末発送で数週間かかると聞きました
未入金分を今すぐ現金化したい。ファクタリングは使えますか
「うちの場合はどうすれば」を、無料で整理します
業態・売上規模・未入金額によって、最適な打ち手は変わります。代替決済・資金繰り・公的支援のどこから手をつけるか、あなたの状況に合わせて中立に整理してお伝えします。相談は無料、しつこい営業はしません。